今さら聞けない!日韓の関係(その2)
歴史の書き換えってどういうこと?
まずホントの歴史から見ていきましょう。
韓国は1910年から日本に統治されていました。
しかし1945年第二次世界大戦で日本が敗北。
朝鮮半島どーしよう?って勝利国で話し合います。
戦争は終わったけどまたいつか日本が大陸進出とかしそうだし足掛りを奪っておこう!
朝鮮半島を日本から切り離し、
ソ連が北を指導して国を作る体制を整えた後
それぞれ建国することを決めます。(カイロ会談)
そして、終戦から3年後の1948年、アメリカで政治活動を頑張っていた李承晩(イ・スンマン)という男がアメリカの指示で大統領に就任します。
言ってみればアメリカに連れてこられる形で大統領になりました。大韓民国の誕生です。
↑とこれまでが実際の歴史
↓ここからは韓国で教えられている歴史です。
韓国は1910年から日本に統治されていた。
日本の支配に耐えられない韓国は
33人の宗教家による独立宣言書を作成した。
それに賛同した人たちがデモを起こし、
韓国政府を作り上げた。
その後、上海→重慶と場所を移しながら1948年アメリカやイギリス、ソ連と共に連合軍として日本を降伏させ、独立を勝ち取った!
となっています。
なんでこんな歴史の書き換えになったのか?
先程出てきた李承晩は、
自分の力で国を取り戻せなかった事、作り上げられなかったことにコンプレックスを持ちました。
さらに自分の国を支配していたはずの日本に対して
国民は過激な反日感情がありませんでした。
李承晩としてはそれでは困ります。
もし自分が国政を行なって
「な〜んだ、日本に統治されていた頃の方が良かったなぁ」
なんて言われてしまうとたまったもんじゃありません。
そこで李承晩は先述の歴史を作り上げました。
国の政権の正当性のためにも事実はどうであれ
韓国は日本に支配されていた。今も昔も日本は韓国の敵である。日本は悪の国である。
という考えが必要なのです。
だからといって日本が正しい!
そんなことはありません。
日本の歴史でも第二次世界大戦中にアメリカ軍兵士への拷問行為や人体実験などを行なっていたことは語られておらず、日本も結局都合のいいように歴史を修正しているのです。